エンジニア

新しい言語を学ぶ

私はインド出身のシステムエンジニアですが、来日時は日本語をあまり習得していませんでした。
今回は私が日本語の勉強をはじめた際、感じたことを書いてみようと思います。

はじめに

私が初めて来日したのは4年前になります。
来日した当初、自宅ではベンガル語や英語を使って暮らしていましたが、家の外でのコミュニケーションはあまり出来ていませんでした。
そのため、日本語の勉強をはじめました。

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最初日本語の参考書や、インターネットで勉強していましたが、だんだん一人での勉強ではモチベーションが上がらず、やる気が出ないと感じるようになりました。
そのため、夫と相談してボランティア日本語教室に入学しました。
教室には私と同レベルのいろいろな国の人たちがいました。
教室では、いろいろな国の人と友達になって、だんだん私は教室に行くのが楽しみになりました。
一週間に一回だけですが、先生たちから教えてもらった文法や言葉の発音や言い方、漢字の読み方など毎日くりかえして練習して、とてもよく身についたと思います。
日本語教室は、私たち外国人にとって、自分の家のような場所になりました。
また、先生たちのやさしさには感謝しています。

私が日本語を学ぶ際に行った5つのステップ

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クラスメイトや教師とのつながり

新しい言語を学ぶのに最適な方法は、新しい友人を作ることです。
個人的には、同じように日本語を勉強している友達ができると、日本語の勉強がはかどります。
私たちは、できるだけ日本語で会話をするように心がけました。

ソーシャルネットワークやパソコンの言語設定を変更する

私が新しい言語を学ぶ際にお勧めしている事のひとつは、パソコンやソーシャルネットワークを、すべて習得したい言語に切り替えることです。
投稿やメッセージを読んだり、画面に表示される内容を理解することは、最初は簡単なことではありません。
私は今でも必要なときはオンライン翻訳機で確認しながら読んでいますが、続けることでだんだん覚えることが出来ています。

習得したい言語でテレビを見る

最初は、何度見ても飽きないように、短いエピソードで済ませるようにしました。
まずは字幕なし(または英語字幕)で見て、次に自分の母国語の字幕をつけて理解度を確認する。
慣用句や知らない単語はノートにメモする。

書き留める

私は日本語の勉強を行うとき、昔ながらの方法ですが、いつもノートに新しい単語や主な文法を書き留めています。
実際に書いてみることで、単語をよりよく記憶することができますし、さまざまな色のインクを使うことで、より目を引くことができます。

失敗を恐れない

習得したい言語を話すことを、決して恐れてはならないです。
私は日本語を学び始めたとき、話すときにたくさんの間違いをしました。
今でもたくさん間違えますが、自分の間違いから学び、繰り返さないようにしています。

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簡単ではありますが、私が日本語を勉強する時に意識したことを書いてみました。
私もまだ勉強中ではありますが、もし今から新しい言語を習得しようと考えている方の参考になればと思います。

アップリーチ記事編集部

この記事を書いた人

アップリーチ記事編集部

1998年創業のシステム開発会社。汎用系システム開発とWEB制作を多く手掛ける。現在はアプリケーションの開発とサービス運用に注力。アップリーチ記事編集部では、システム・WEB・デザインなど様々な領域で発想を飛ばし、アイディアを紡いできたメンバーがノウハウやハウツーを発信しています。

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