WEBデザイナー

Webデザイナーに最低限必要なスキルとは?どこまでできればいいの?

こんにちは。Webデザイナー兼ディレクターのあられです。

  • 未経験だけどWebデザイナーになりたい!
  • 未経験でもWebデザイナーとして採用されるためには何を身につければいい?

この仕事をしていると時々そういう質問を受けることがあります。Webデザイナーといっても、どこまでの能力を求められるかは会社によって考え方や採用基準があるようです。

今日は、美大卒でもなく、スクールにも通ったことは無いけど、Webデザイナーとして働いている私の経験をもとに、その疑問にお答えしてみようと思います。

最低限必要なスキルは、とりあえず4つ!!

まずは、やる気!

Webデザイナーとして働くために最低限必要なスキル「やる気」!

当たり前のことを言ってすみません!
でも、Web業界は年齢・学歴・資格よりも、技術を吸収したいという前向きな姿勢=「やる気」がモノをいうことが多いです。経験は後からついてきますので、最初に必要なのはやはり「やる気」ですね!!

私の知人で、40代になってから1からWebのこと勉強して、自身もデザイナーとして活躍しながら、社内の制作スタッフをまとめあげるプレイングマネージャーになった人もいます。夢がありますね。この記事を読んでくださってる方は当然やる気いっぱいに満ち溢れている人ばかりでしょう!

情報収集を怠らない!

Webデザイナーとして働くために最低限必要なスキル「情報収集」!

Webの技術は日進月歩ですし、デザイントレンドは日々移り変わります。新しいことをどんどん吸収していくスポンジのような気構えでいることが大切です。学んだことが過去のものになっていくのが速いと感じるかもしれませんが、けっして無駄になることはありません。古くなった情報や、通用しなくなった過去のスキルも、経験値として蓄積されて新しいことを吸収するための土台になっていきます。

日常のことや業務が忙しくなると、情報収集の時間を取るのも難しくなりますが、あえてその時間を作っていく必要があると思います。1日15分とかでもいいし、通勤電車の中でスマホでチェックしてもいいと思います。情報収集もルーティン化してしまいましょう。

HTML・CSS(1から自分で書ける必要なし!)

Webデザイナーとして働くために最低限必要なスキル「HTML・CSS」

HTMLとCSSはWebサイトを表示するための一番基本になるマークアップ言語です。

今まで触れたことのない人からすると「マークアップ言語」と言われただけでハードル高く感じてしまうかもしれませんね。でも、一語一句すべて記憶する必要もないです。おおよその意味がわかっていればコピペして編集すればいいんです。

インターネット上には無料で教えてくれるサイトが星の数ほどあります。先生はネット上にたくさんいますよ!学習のハードルがあまり高くないといわれるのも、このあたりの環境が理由に挙げられると思います。

Photoshop(トリミング・色調補正・文字入れ 等)

Webデザイナーとして働くために最低限必要なスキル「Photoshop」

Photoshop(フォトショップ)はAdobe社の画像制作ソフトです。
最近はSketchFigmaなどいろんな画像制作ソフトが出てきていますが、Photoshopを抑えておけば、Webデザイン作業のほとんどをカバーできると思います。おそらく、ほとんどの会社で通用するでしょう。

Webサイトで扱う画像はPhotoshopがあれば大抵のことはできてしまいます。Photoshopと一口に言ってもその機能は膨大にありますが、まずは写真のトリミング・文字入れ・色調補正ができれば、あとは自分で学習したり、職場の仲間が実戦で教えてくれたりします。(身につけるのは、実戦が何よりも一番速い!)

ちなみに、同じAdobe社の画像制作ソフトでIllustrator(イラストレーター)もありますが、こちらも実戦では必要ですが、業務で追々覚えていけば良いものですので、まずはPhotoshopのトリミング・色調補正・文字入れをマスターすることをおすすめします。

Photoshopは、今はサブスクリプションで利用できるので、この点でも学習のハードルがあまり高くないと言えますね。さらに学生の方なら学生向けプランも用意されているので利用しない手はないでしょう!(私が勉強していた時はサブスクは無くて、20万円ちょっとの金額で買い切りでした。高かった〜…)

【まとめ】 まぁ、実際はなんとかなるもんです(笑)

あくまで個人的な意見ですが、私はスクールに通わなくともWeb制作の仕事はできると思います。そして、上述していますがスクールで学ぶよりも、実戦で身につけるのが何よりも一番手っ取り早く覚えることができると思います。

ちなみに私は、業界未経験で初めてWebデザイナーとして雇ってもらった時は、HTMLの初歩がちょっと書けるだけでCSSなんて全く知りませんでしたし、Photoshopに至っては全く触ったことがありませんでした。今思えばそれでも雇ってもらえたのはかなりラッキーなことでしたね。

(採用時の肩書き「Webデザイナー」でしたが、採用されてからの作業の実質的なところは、デザイン作業は行わずに、指示されたものをそのまま作成する「Webオペレーター」的な業務でした)

初めて採用された会社での面接の時には、HTMLとフリー画像素材だけで作った、自分の趣味のことを書いたWebサイトをポートフォリオ(制作実績)として見てもらいました。面接を担当してくれた上司に後で採用理由を聞いたのですが、自分で調べて独学で完成させたことを評価したと教えてくれました。

このことから、最低限必要なスキルというのは、実質的なスペックよりも、技術を吸収することのできる柔軟な思考や、貪欲に調べたり知ろうとする気持ちのほうが大事なのかな、と思います。

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アップリーチ記事編集部

この記事を書いた人

アップリーチ記事編集部

1998年創業のシステム開発会社。汎用系システム開発とWEB制作を多く手掛ける。現在はアプリケーションの開発とサービス運用に注力。アップリーチ記事編集部では、システム・WEB・デザインなど様々な領域で発想を飛ばし、アイディアを紡いできたメンバーがノウハウやハウツーを発信しています。

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